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事例紹介

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デジタル作業手順書

Excelシートに記録されている作業手順書を、tkinterを利用してラズパイのタッチパネルモニタへ表示し、画面を見ながら作業を進めるデジタル作業手順書を実現しました。

従来、紙のチェックシートでチェックしながら作業していたものをデジタル化することでいろいろなメリットが生まれます。
 ・工程飛ばしを未然に防ぐ。・・・1つの作業項目を終了させると、背景色が変化して次の作業がわかりやすい。
 ・すべての作業項目を終了しないと、この作業手順書が終了しない。
 ・画像も必要に応じて表示し、作業内容を明確にする。
 ・作業時間や中断時間等を記録した作業結果報告書が自動的に作成される。
 ・Excelシートへ履歴を残し、エビデンスとしておく。

ラズパイで実現した、デジタル作業手順書、工程ナビゲーションシステムです。
Excelシートのメンテナンスで作業内容の修正や追加が行えますので、Pyhtonプログラム本体を修正等する必要はありません。

下記は一例です。
クルマの整備とカレーの作り方です。




タイヤ交換を選択します。
事前準備からジャッキアップ~タイヤ外しといった、一連の作業手順が表示されます。



上から作業を進めていきます。1つの項目が完了したら、”チェック” の列にある "OK" や"NY"をタッチ(またはクリック)していきます。
タッチした項目は、"完了"という表示になり、背景が灰色で塗りつぶされていきます。




途中で、黄色の"NY"をタッチすると、その項目では下記のように画像が表示されます。
画像を確認してから、”完了"ボタンをタッチすると、その項目は完了します。


数値を記録したい場合には、キーパッドが表れますので、そこに数値を入力していきます。
下記の例では、空気圧を入力しています。
計測器等と連動させて自動測定されたデータを表示することも可能です。



最後の作業項目が完了すると、終了ボタンが押せる状態になりますので、このボタンを押して終了します。



終了時に作業時間や数値項目の値等が、履歴としてExcelシートへ保存されます。

作業手順書の原稿はExcelシートです。
項目の修正や追加、手順の変更を行なって、上書き保存すれば新しい手順にて作業を進めることができます。


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